トレッキングポールとウォーキングポールの違いについて

タノシニアスタッフのマエダ(男)です。

当店のWebサイトからお電話やメールでよくご質問をいただくのが
トレッキングポールとウォーキングポールはどう違うのか　や　トレッキングポールを持っているので先ゴムだけ取り換えてウォーキングポールとして使いたいが可能かという内容です。

トレッキングポールは山道やハイキングコースを安全・快適に歩く為に造られています。
平地で歩いても構わないと思いますしポールを持たない通常ウォーキングよりは膝関節への負担が少なく、上半身も使えていいと思います。
ですがやはり専用のポールを使って健康効果をもっと実感していただきたいところです。

逆にウォーキングポールは形状から険しい山道には向きません。

ウォーキングポール（ノルディックウォーキングポール含む）は平地を安全に効率よく歩くことが出来るようグリップ・先ゴム（石突き）などに各メーカーが工夫を凝らしています。

特にポールを後ろに突いて腕で押しながら歩くアグレッシブタイプのポールは先ゴムが斜めになっていて地面との接地を高めながら
ストラップも後ろに押した際にグリップからリリースでき手を前に持ってきた際に自然にグリップを握れる構造になっています。
この歩き方は一般的なトレッキングポールの先ゴム・グリップの形では実現できません。

また、前に突くデフェンシブタイプのポールも先ゴムが平らになっていたりクッション性や安定性を高めたものが多いです。

LEKIのトレッキングポールを個人的に所有しているので比べてみると・・・
グリップは
トレッキングポール(LEKI)↓

アグレッシブタイプウォーキングポール(LEKI)↓

デフェンシブタイプウォーキングポール(シナノ)↓

デフェンシブタイプウォーキングポール(キザキ)↓

石突き(先ゴムは)
トレッキングポール(LEKI)↓

　　デフェンシブタイプ(ハタチ)　↓　　　アグレッシブタイプ(LEKI)↓
　　

それぞれに用途に合った形状になっています。
先ゴムのみ交換できたとしてもグリップが使用目的に合っていないと危険でもあります。

トレッキングポールは急な下り坂でも安全に支えられるようグリップ上部から握ることができるようになっています。

当店では混乱を避ける為、トレッキングポールは扱っていません。またウォーキングポールもノーブランドの製品は安く販売できても一切取り扱わないようにしています。
ご不明な事がありましたらなんでもお問い合わせください。
今後、機会があれば動画もアップしてみたいと思います。